中学生は、新しい環境に慣れることや思春期の悩み、将来についての不安など、さまざまなことを
抱えています。
そんな中学生にとって、本は心の支えとなり、自分自身を見つめ直すためのヒントを与えてくれる
ものです。
私の子どもが通う中学校では、毎朝、読書の時間があります。
どんなジャンルの本(漫画NG)でも良いのですが、どんな本を持って行かすかいろいろ考えました。
そこで、今回は中学生におすすめの書籍5選を紹介します。
1. 『クラスメイツ』(森絵都著)
『クラスメイツ』は、中学1年生24人のクラスメイトたちのそれぞれの物語を描いた連作短編集です。
思春期の悩みや喜び、友情や恋愛など、リアルで共感できるストーリーが満載です。
読み進めるにつれ、登場人物たちが互いに繋がっていく様子が描かれており、共感とともに
人間関係について考えるきっかけとなるでしょう。
2. 『なりたて中学生』(ひこ・田中著)
『なりたて中学生』は、小学校から中学校に上がる特別な時期をリアルに描いたシリーズ作品です。
初級編から上級編までありますが、初級編は新中1の主人公が知らない人ばかりの中学校で
自分の居場所を探す姿を描いています。
中学生にとっては、新しい環境での不安を共有することができ、学校生活について考える
良いきっかけになるでしょう。
3. 『13歳からのアート思考』(末永幸歩著)
『13歳からのアート思考』は、20世紀アートを代表する6作品を通して、アーティストのように
考える方法=「アート思考」を手に入れる本です。
自分だけの答えを見つけるためのヒントになります。中学生は自分自身を見つめ直すじきであり、
アート思考を身につけることで、
自分自身の考え方をより深く考えることができるようになるでしょう。
4. 『ミライの授業』(瀧本哲史著)
『ミライの授業』は、京都大学で人気NO.1の若手教員であった著者が中学生に贈る
「未来をつくる5つの法則」を教えてくれる本です。
本書では、将来の自分に向けて大切なことを学ぶことができます。
例えば、「今を大切にすること」や「自分の未来を想像すること」、「失敗から学ぶこと」
「自分の思いを伝えること」など、中学生にとっても身近で、将来の自分を考える上で
大切な法則が紹介されています。
また、著者が自分自身の人生経験を交えて語るスタイルは、中学生たちにとっても共感できるものが
あり、生き方や哲学について考えるきっかけとなることでしょう。
5. 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(ランディ・リブニ著)
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』は、日本人とアメリカ人のハーフである主人公が、
自分のアイデンティティや人種差別に悩む姿を描いた本です。この本を読むことで、
自分自身のアイデンティティについて考えるきっかけを得ることができます。
また、日本人とアメリカの文化の違いについても描かれており、
世界を身近に感じることができるでしょう。また、主人公の悩みは共感できるものがあり、
自分自身の悩みを抱える中学生たちにも勇気や希望を与えてくれることでしょう。
以上が、私がおすすめする中学生にぴったりな書籍5選です。
読書を通して、自分自身や世界について考えるきっかけを得ることができると良いですね。
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